ネパールのあちこちで見かけたシンギングボール
その吸い込まれそうな不思議な音色に引かれ、私も一つ買って帰りました。
今日は銀座ヒーリングアカデミーのアロマヨガのレッスンで、
初めてその音色を試してみました。
色々調べて知ったのですが、
シンギングボールとは、元々チベットの仏教の高僧・尼僧が
宗教儀式に用いる法具のひとつなのだそう。
ずっしりと重く、存在感のあるシンギングボウルが奏でる音色は、
徐々に波打つようなバイブレーションとなり、
その内からなる響きは、心穏やかに安らぎを与えてくれます。
その独特な揺らぎ音は、脳波を覚醒している状態のβ波から
瞑想状態のα波に導き、聞いているだけで呼吸や脈拍数が長くなるそうです。
シンギングボールから聴こえてくる音色は
その時々の気持ちや感情を映し出すとも言われています。
またシンギングボールの音は、人間の身体にある
7つのエネルギーポイントであるチャクラも活性化させていくそうです。
ヨガでは瞑想の前などに使います。
私の選んだものは銀製だと店員さんは言っていましたが、
通常、シンギングボールは5〜7種類の以下の金属から作られるそうでうす。
金は太陽、銀は月、水銀は水星、銅は金星、スズは木星、鉛は土星、鉄は火星、
と7種類の金属にはそれぞれ意味が与えられ、
宇宙の存在を表現することで天と地とのつながりを持つことができる
ともいわれているようです。
Shanti